定演     定演

12月24日は、わが大学のジャズサークルの定期演奏会でした。


今年の定期演奏会は5つの出演バンドがあったのですが、”次、副将が団体戦の要である”という、剣道部出身者による団体戦の理論に則って、出演順が決められたのだそうです。僕が知っているだけで、このサークルには剣道部出身が4人います。音楽サークルなのに。


そして、僕はピアノトリオ+カルテットの”艶男(アデオス)”で、次鋒で出撃させていただきました。

先鋒のビッグバンドの次という意味でも、重要な役どころを任されてしまいました!


リハーサルと本番でセッティングが全然違う、というファッキンPA(今思い出しても腹が立ちます!PA卓のオッサンは寝てたのか?ピアノのマイクの位置も変わってたし、リハの意味ナシでした!本当に業者か?死ねばいいのに。来年からはPA卓にもコチラ側から2人ほど付いた方がいいです。)にも関わらず、演奏は上出来だったと思います。絹糸を紡ぐような、とはいかないものの、いつもムサくるしい僕たちにしては滑らかで丁寧な演奏が出来ました。


そして、アンケートでもたくさんお褒めのお言葉を頂きました。後に残るカタチで、こんなにもちやほやされたことは人生で、しかも楽器では初めてのことなので、オシリがムズムズします。しかも、個人の技量よりもバンドとしての完成度を評価するようなニュアンスでのお褒めが多かったので、すべて報われたような気持ちです。そしてこれは、胡散臭くて無茶なことばかり言うリーダーに着いてきて下さるバンドメンバーのみなさまのお陰です。


演奏直後は嬉しい気持ちだけでしたが、一夜明けてメンバーに対する感謝の気持ちの方が大きいです。

そもそもこのバンドは、ドラムのキ○ムラの呼びかけで結成したことを今思い出しました。

このバンドでは今でも僕だけが、ちょっと頑張り負けしています。


聴きにきてくださったお客様、裏方のみなさま、本当にありがとうございました。


毎年聴きに来られているチャールス・ロイド似のおじさんのおっしゃる通り、ここ数年、このサークルは年を重ねるごとに演奏が良くなっていると僕も感じます。

是非来年もお越しください。



そして僕は、肝心の録音をまだ聴いていません。いつものことながら、録音を聴くのは怖いんです・・・。

録音を聴いたら、ここに書いたことを消したくなってしまうというか、消してしまうかもしれませんが、

その時はまあ、人間だものってことで!